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外傷性てんかん 交通事故の後遺障害事例           てんかん性異常と逸失利益

外傷性てんかん 交通事故の後遺障害事例 てんかん性異常と逸失利益

承諾書(免責証書)に『万一後遺障害が発生した場合は別途医師の診断に基づき協議する』

 

示談のとき、まだ幼い被害者の場合よくこの文言を書きます。何のためか?とは思いますが、親が安心するから とでも言っておきます。

 

外傷性てんかん 交通事故の後遺障害事例           てんかん性異常と逸失利益

 

てんかんと交通事故

 

 

さて今日はてんかんの後遺障害についてお話をします。

 

何度も繰り返される、てんかん発作を起こしたことがある方がきちんと服薬等せず運転し事故を起こす。

 

亡くなった方はもちろんですが、ご遺族の方々の無念さを思う時、言葉がありません。

 

慰謝料などとお金で済む問題ではありません。

 

外傷性てんかん 交通事故の後遺障害事例           てんかん性異常と逸失利益

以前私が担当した事案で横断歩道を黄色い旗を持って横断中の5歳の幼児を、加害者車両がよそ見をして幼児に気付かず はね飛ばした事故。

 

以前私が担当した事案で横断歩道を黄色い旗を持って横断中の5歳の幼児を、加害者車両がよそ見をして幼児に気付かず はね飛ばした事故。これにより被害者は頭蓋骨々折、頭部挫傷等にて2年間にわたり治療をする後遺障害として、てんかん性異常脳波が残るとして示談は難航したました。
幼児の外傷性てんかんについて、最も問題になるのは、外傷後初めて脳波検査をして、かつ棘波異常の見られる 時、はたしてこの異常は外傷による後遺障害なのか否かと言う事です。

 

誰しも外傷前には脳波異常を疑い脳波の検査などすることはまずないと言っていいでしょうから外傷前に脳波異常があったかどうかについては証明することが困難です。
また健康な成人でもその0.3%に脳波上てんかん性異常が認められ、小学生になると10%近くにそのような異常が認められるとの事ですから、この点から言っても外傷との因果関係の証明が困難となるわけです。

 

その事件の母親はもともと精神状態に異常をきたした方で、病院への入退院を繰り返し、症状のひどい時には病院で大声をあげて歌を歌ったり、泣いたり、あるいは意味不明の事をくちばしるなどの症状があり、またてんかん発作をくりかえす持病がありました。

 

【てんかん性異常と逸失利益】

 

この幼児にてんかん性異常が存在する後遺障害によって、将来得べかりし利益に影響を与えるか否かと言う事も当然争点になりました。
てんかん性異常と言っても段階がありますが、

 

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さて その後示談はどうなったのでしょうか?

 

 

 

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