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むちうち症をめぐる都市伝説
米国ではムチ打ちというケガはない

交通事故に遭って、病院からの帰りにタクシーの運転手から「むちうちは後が怖いよ」などと脅かされた被害者の方の話をよく耳にします。

場合によっては、自賠責の慰謝料計算まで説明してくれる大変親切なタクシードライバーもいるとか。

 

聖マリアンナ病院の、三好 邦達 教授によると、わが国では当初「むちはたき損傷」と言う名称がつけられた。

その後マスコミなどが、「むちうち症」なる語を用い、一部の治療が長期化する症例をことさらに取り上げて強調し、重大な後遺障害を残す疾患であるかのような印象を与えた。

この名づけ方としては、受傷機転により付けられたものであり、損傷された組織や程度を示すものではない。

このことが一般にタクシードライバーのような方に一般に理解されぬ為に無用の不安を患者に与えている。

事故防止のキャンペーンとしては、有効だと思われるが、一方では自動車事故即むち打ち症、難治性で重篤な後遺障害を残すと言う概念が出来上がってしまっている。

 

「むちうち損傷」はその医学的、他覚的所見の得られにくさと相まって事故による症状か否かのいわゆる因果関係の判定を困難にさせるとともに、治療期間が数年にわたる長期事案、一部の医療機関による濃厚過剰請求、さらには保険金詐欺等の不正不当請求の温床となるなど種々の問題を含んでいる。

 

結局はその後大いに頚椎捻挫の研究がなされ、決して奇病・難病ではないことが整形外科学会の定説となり得たものの、古い都市伝説が今でも引き継がれている。

古い話になるが、ベトナム戦争ではアメリカで過敏心臓症が多発。その頃日本では交通戦争によりむちうち症が多発したとも言われている。

 

弁護士特約の一般化も広がり、むちうち症に関する訴訟も多く行われる現代、その為の証拠(?)とするカルテのコピー取り付けや看護記録、レントゲン画像、その他各文献等誰が確認するのか訳のわからない証拠(?)ばかりが裁判所のラウンドに置かれて話し合いをする。

毎回の事である。裁判官がカルテや看護記録その他高く積まれたものを一枚一枚正確に読むことなどありえない。また弁護士や損保担当者もおそらく取り付けただけで見る気もしないだろう。

ただただ、裁判所に書類を運んでは次回期日をきめて、5回~6回くらいで裁判官からの和解案提示。

何の為の証拠記録だろうか。

 

少なくとも、過失ゼロの追突むちうち事案は、そこまでする必要性があるか否か。

結論は無しであり、そういった習慣は決して加害者・被害者の為にはならずまして多忙な裁判官や弁護士、損保担当者においては、全く不要と思う。

 

ちなみに、アメリカではむちうち症なるケガは無い。