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交通事故に強い弁護士???

交通事故に強い弁護士って・・・そんな人いませんけど!

 

ネットで交通事故と検索すると、必ず「交通事故に強い弁護士を紹介」などと出てきますが、本当にそんなに強い弁護士がWEB上で探せるのでしょうか。

それぞれ弁護士さんのプロフィールを見ると、お顔からしてさすが頭の良さそうな方ばかり。

慰謝料を増額、後遺障害12級獲得。損保の提示額より〇〇%UP!と、それらをより効果的に見せようと頑張っていらっしゃります。お金をかけたホームページでわかりやすく、とてもきれいです。

ただ残念なのが、みなさんお若く弁護士さんになってまだあまりキャリアを積んでない方のように思われます。

どこの損保でも、女子社員が100件/月の新規事故の対応をして、100件/月の処理・解決をしています。

その交通事故に強い弁護士さんたちは、今までお一人どのくらいの処理・解決をされているのでしょうか。

打撲捻挫や単純な骨折などは、せいぜい14級から12級ぐらい。そのような事案であれば、だれでも赤い本をみれば金額の予想がつきます。

また、死亡事案については、逆に積算は簡単です。損保担当者なら(過失割合は別として)男性か女性か、年齢は、職業はと聞けば頭の中で計算し、だいたいの概算額くらいはその場で答えれれます。

では、損保の委託する弁護士はどの程度か?

上記のような場合であれば、訴訟にならない限りは、損保側は弁護士をいれません。担当者レベルで十分対応可能なわけです。

その金額では解決は無理です!と言っておけば弁護士さんが出てきてもこちら側のペースで話が進めることができます。

いくら弁護士基準・裁判基準を持ち出されても、訴訟にならない限りは金額はUPしません。

まあ、訴訟になれば相場は決まってますから、14級や12級なら担当者もそれで解決となります。

 

それでは、損保の扱うところの交通事故に長けている弁護士とはどのようなひとでしょうか。

やはり、重度後遺障害認定にて逸失利益が争われる事案を扱う何年も損保で仕事をしてきた弁護士でしょうか。

そのような事案であれば、被害者側が弁護士さんを用意するまでもなく、最初から医師への照会を徹底的にして、顧問医と所見の打ち合わせをし、治療状況や回復状況、就労可能かどうかを確認するなど、事前に準備して顧問弁護士へ相談となります。

また 重度後遺障害ともなれば、webに出てくるような弁護士ではなく、損保側はそれなりの弁護士を用意します。

当然損保側の顧問弁護士への着手金や報酬料金はwebに出てくる弁護士さんとは違い、それなりの金額となります。(この先生は着手金100万円と言った弁護士もいます)

例えば、訴訟になり被害者側の弁護士さんが、1憶2千万円の賠償金を請求した時に、損保側としては、細かい被害者側の医師の所見や、逆に損保側の顧問医の所見を展開させ数千万円にて和解となるなど、そのようなケースは数多く存在します。

webで紹介される弁護士さんたちは、14級~12級の事案、あるいは死亡事案であれば大丈夫とは思いますが、重度後遺障害で争う場合はやはり慎重に弁護士さんを選ばなければ、ご自身が大変なことになります。